A)囲われた狭い部屋
白く這わせる翼 いつか
「ああ さようなら」
幼い私は なにひとつ
疑うことなど知らなかった

sabi)「愛など要らない」と
真昼に散る星
絡みあう茨
狭いわたし(檻)は
未だ壊せないの

その身のただ在る意味など


A)覆われた黒い天井(そら)
灯し数える記憶(ひかり) 壊れ
「ああ 往かないで」
醜いわたしは ころしてよ
疑うことしか出来なくて

sabi)「愛など知らない」と
刺さる棘の指
埋もれゆく両手
自由(そら)の色は
そして忘れてゆく

この身の生まれた罪など


sabi)「愛など持たない」と
哀しき言霊
罅割れた壁も
出ようとせず

「愛など要らない」と
真昼に散る星
綴じこめる翼
歪む手足
わたし 枯れてゆくの

その身の輝く日々など

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

黒に散る



暗室に閉じこめられた


白い薔薇は。






そうして陽を待ちわびた。

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投稿日:2013/08/14 14:56:03

文字数:344文字

カテゴリ:歌詞

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