椿が紅を引くように
軌跡を描いて堕ちたのさ
夜の雪に恋しても
刹那に溶けるというのにさ

青は藍よりいでて藍より青し
さて、さて、
此処なる道化師と参ろう
彩の道を踏みつけて

虹の紫が見えない
瞳の黒は映さぬ
言の葉無きところには
色のない世界

桜が淡く咲くように
鼓動を感じて堕ちたのさ
月の精を呼ぶように
刹那を愛しているように

夢は刻より脆く刻より夢と
さて、さて、
此処なる道化師と参ろう
綾の道を踏みつけて

空の群青が見えない
瞳の黒に映らぬ
言の葉無きところには
色のない世界

罪が暗く有るように
積木を崩して堕ちたのさ
咎の罰を受けながら
刹那の扉を開くのさ

椿が紅を引くように
軌跡を描いて堕ちたのさ
夜の雪に恋したら
刹那に消えゆく
刹那に消えゆく
刹那に消えゆく
定めだよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

花狂い

閲覧数:59

投稿日:2015/08/17 02:54:00

文字数:352文字

カテゴリ:歌詞

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