叫び

スマホが振動して起きた
朝はいつも憂鬱だ
何もしたくないやりたくない
そう言って支度をする
見苦しい自分をちょっとよく見せようと
今日も笑顔でずっと
過ごしていく
ただの1人の戯言

大人になるのが怖かった
1人で生きていける気がしなかった
けどお酒は飲んでみたいから
それだけの理由で大人になる

人が死ぬなんて
嘘だと思ってた
死にたいって思ってた自分が
まだ今も生きているから

だけど違った
病死 事故死 寿命 
好かれたあの人も仏になって
安らかな顔で死んでいってしまった
死なれる怖いとか思ってもいなかった
私が代わりに死ねたなら
寿命が与えられるのなら
願っても叶わない
神様なんてやっぱいないんだ

まだこの心臓は動いている
止まることは 逝くことは
痛いことでしょうか

未来の誰かさんへ
私は元気に死にたがってますか
暗い顔をして ため息ばっかで
変な詩を書いていますか
この大きな世界の中 小さな命はありました
有名でもない 凡人以下でも
そこにはまだ
夢も溢れ なんでもできる
そんな目をしてますか
元気ならそれでいいですか

めんどくさいことから逃げたくて
逃げて逃げて逃げてきた
けど必ず訪れてしまうんだ
厄介なことがきてしまうんだ
その度に共感を欲しがって
全力も出さずに やり遂げて
後に後悔 その繰り返し

誰か私を貶してください
馬鹿にしてください叩いてください 
生きる価値のない私は何しても
邪魔者扱いされるだけだ
生きているのが怖い 
生きていけるのが怖い
いっそ死んで息の根を止めて
楽なりたいって思ってる自分が嫌い

嫌われ者 不器用な奴 死にたがり
そんな私を愛してくれる
親はなんて優しいのでしょうか
死んだら悲しむだろうか
怒るだろうか 泣くのだろうか
悲しんでほしくないから
笑顔でいてほしいから
死なない 死ねない

あいつと仲良くなって友達が減りました
時間がたって友達と仲直りでまきました

嫌われ者がどんなに叫んだって
誰もこの声は届きやしない
だから書く 延々と書く
くだらない戯言を紙に
ペンを持って 文字を書いた
何書いてるかわからないほどに
綺麗な字でもない
綺麗な言葉じゃない
それでも書いた これが思っていることだ
これがただひとりの戯言

未来の誰かさんへ
私は元気に死にたがってますか
暗い顔をして ため息ばっかで
変な詩を書いていますか
この大きな世界の中 くだらない命はありました
有名でもない 凡人以下でも
まだ生き死にたがっていますか

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叫び

ただ1人の戯言

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投稿日:2022/01/28 08:18:40

文字数:1,064文字

カテゴリ:歌詞

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