真紅のヴァンパイア

『真紅のヴァンパイア』
作詞&作曲:arison　/　vocal:IA

V系風のサウンドに自分なりの英国の世界観を足してみました。
歌詞は餌としてヴァンパイアの邸に連れてこられた孤児の少女が、
ヴァンパイアの青年に恋をし、ヴァンパイア化するまでを描きました。






[歌詞]

郊外　グレイ邸　連れられた私
純潔　身体　供物　誘う　迷い子たち
真紅色の絨毯　首吊ったシャンデリア
門番にはケルベロスの三番犬

blood glass 紅蓮の紅茶　御もてなしの晩餐会
煌びやかなホール照らす　瞳の奥に焼き付いたその姿

紅色の眼に　高貴な顔立ち　恋に堕ちて　まわりまわる　心情心理
突き立てた牙に朽ちる　感覚美

首筋が痛いの　噛まれた場所から溢れ出した　幸福　崇拝　愛情
今宵、舞踏会　ご主人様どうか手を取って　私と踊りませんか

深く、深く　抉るような感覚に酔いしれていく
回れ回れ　踊り狂え　このまま二人きり　そう　いつまでも

重ねて
唇に溶けた魔法が　消える前に　はやくはやく
口付けを　ご主人様と　一緒に居たいの

陰る月　静かな夜に　“ご主人様”は”君”に変わる
重なった　君の温度に溶けてゆきたいの
叶うなら　ふたりで永久を　歩きたいの
流れる血は　もう、すでに私じゃないの　愛を頂戴
この体温は　真紅のヴァンパイア