ねぇ今は
　疲れて
　少し寝てるだけ？
　そうだよね？
　お姉ちゃん、起きて
　今すぐ

　触れた
　頬が
　なんでこんなに冷たい？
　わからない
　好きだから触れた
　だけなの

　ひとりだけ
　味方なの
　大好きお姉ちゃん
　いつまでも
　二人だけ過ごしたい
　あの世でも

　抱き着くと
　撫でながら
　微笑むお姉ちゃん
　二人とも
　同じ気持ちなのだと
　思ってた

　だけど
　ある日連れてきた
　彼氏？
　そんなの嘘でしょ
　きっと
　騙されてるから
　早く
　そいつ追い出して
　なんで
　そいつと笑うの
　なんで
　私を見ないの
　だから
　おかしくしたやつ
　ちゃんと
　殺してあげたの

　ねぇなのに
　どうして
　褒めてくれないの？
　泣いてるの？
　大丈夫そばに
　いるから

　なんで
　すぐに
　触れた手を振り払うの？
　赤い血で
　汚れてる、だから？
　ごめんね

　どうしてか
　怯えてる
　あいつはいないのに
　ほらちゃんと
　二人きりにしたから
　泣かないで

　大好きと
　伝えたい
　触れたらわかるかな
　キスをして
　肌で触れ合う　ねぇ
　お姉ちゃん

　触れた
　ナカの温かさ
　これで
　永遠(とわ)に一緒だよ
　けれど
　涙止まらない
　なんで
　逃げようとするの
　邪魔な
　手足は切ろうね
　赤い
　中まで綺麗ね
　息は
　キスでまかなうわ
　二度と
　逃げれないように

　虚ろな
　瞳で
　私だけ見てる
　お姉ちゃん
　流れてく赤が
　綺麗ね

　カラダ
　手足
　腐り果てて行く前に
　元通り
　縫い付けてあげる
　大好き

以下かな表記

　ねぇいまは
　つかれて
　すこしねてるだけ？
　そうだよね？
　おねえちゃん、おきて
　いますぐ

　ふれた
　ほおが
　なんでこんなにつめたい？
　わからない
　すきだからふれた
　だけなの

　ひとりだけ
　みかたなの
　だいすきおねえちゃん
　いつまでも
　ふたりだけすごしたい
　あのよでも

　だきつくと
　なでながら
　ほほえむおねえちゃん
　ふたりとも
　おなじきもちなのだと
　おもってた

　だけど
　あるひつれてきた
　かれし？
　そんなのうそでしょ
　きっと
　だまされてるから
　はやく
　そいつおいだして
　なんで
　そいつとわらうの
　なんで
　わたしをみないの
　だから
　おかしくしたやつ
　ちゃんと
　ころしてあげたの

　ねぇなのに
　どうして
　ほめてくれないの？
　ないてるの？
　だいじょうぶそばに
　いるから

　なんで
　すぐに
　ふれたてをふりはらうの？
　あかいちで
　よごれてる、だから？
　ごめんね

　どうしてか
　おびえてる
　あいつはいないのに
　ほらちゃんと
　ふたりきりにしたから

　だいすきと
　つたえたい
　ふれたらわかるかな
　きすをして
　はだでふれあう　ねぇ
　おねえちゃん

　ふれた
　なかのあたたかさ
　これで
　とわにいっしょだよ
　けれど
　なみだとまらない
　なんで
　にげようとするの
　じゃまな
　てあしはきろうね
　あかい
　なかまできれいね
　いきは
　きすでまかなうわ
　にどと
　にげれないように

　うつろな
　ひとみで
　わたしだけみてる
　おねえちゃん
　ながれてくあかが
　きれいね

　からだ
　てあし
　くさりはててゆくまえに
　もとどおり
　ぬいつけてあげる
　だいすき