透き通る景色の向こうに白い雪はまだ降り続けてる
懐かしい歌声の中に今も君を重ねながら

濡れた髪をほどいて色褪せていく空を見上げてた
愛しさは掌に閉じ込めたまま

ありふれた物語の中 駆け足で過ぎた季節に二人
寄り添って刻み付けた足跡も 輝きを忘れて埋もれていくの

その瞳に恋に落ちた (朝を今も覚えている)
触れるたびに恋に落ちた (日々を今も夢見ている)


壊れた窓硝子の欠片を一つ胸に抱き寄せて
悴んでいく指を暖めていた

寂しさに怯えないように 二人手を繋ぎ歩いていたね
懐かしい歌声の中に 今も君の姿だけを探しているの

忘れないで君の事を (愛していた少女の事)
壊れそうな想いだけが (この喉から溢れていく)


触れては零れて崩れ落ちてゆく 悲しみの後に君を残して
頬を撫でてよ優しく笑って その腕の中で眠りにつくの
笑って笑って笑って今すぐ 君のいる場所に私を攫って
笑って笑って笑って笑って もう一度だけで良い


忘れないで君の事を――
この喉から溢れていく――

その瞳に恋に落ちた 朝を今も覚えている
白い雪に埋もれていく 日々を今も夢見ている

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

only I wish...

のりPさんの曲に応募してみる歌詞
http://piapro.jp/content/su6mg5f74fmcfq20
なんか解釈とか適当に。文才無いので箇条書きに。

全体像
・いいひと。の真理子さんとか千年女優とかあの辺りをテイストにしてみました。
・副題はうら若き美未亡人の憂鬱です。いや、嘘です。ごめんなさい。
・書いている人が退廃至上主義者なのでどことなく欝です。仕様です。
・全体の雰囲気を守るために強烈な言葉にはご退場頂きました。
・それでもアクが強い可能性があります。仕様です。
・とりあえず全体的に退廃的です。

 基本的に止まった時間という情景にアプローチしています。なので物語の主人公は明日に向かって歩き出しもしませんし、悲しみを脱ぎ捨てたりもしません。むしろ悲しみの毛布に包まってぬくぬくと暖を取りながら過去の思い出に浸っています。雪って周りが寒すぎると暖かく感じるらしいですね。きっとそれが良いんでしょうね。毛布溶けたらすっぽんぽんですね。エロちいですね。冗談ですよ。石投げないで。

長くなったので続きはwebで! http://piapro.jp/content/gnrpy3bl2buxntzr

閲覧数:294

投稿日:2008/11/09 03:02:53

文字数:487文字

カテゴリ:歌詞

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