一時の休みに
嘆息をもらしては
赤い月を見上げる

夢と現の狭間
脚を前へ
繰り返して繰り返して
進んでいないのは
気のせいということにして

勇者の剱(ツルギ)はない
あるのはなまくら銅の剣
これで勝てって
さすがに無茶だろう
悲鳴を背に
逃げろ
逃げろ

夢と現の狭間
倒れこんで
繰り返した繰り返した
懺悔は誰にすれば
答えのない問いを浮かべ

勇者の楯だってない
あるのは皮の盾
これで負けるなって
それは無茶だろう
捕まるな
駆けろ
駆けろ

赤い月を背に
浮かび上がる魔神
笑ってる?
嫌だ嫌だ嫌だ
地を蹴って

たどり着いた
安住の地
ほっと息を吐いた
背後に陰
視界が黒くなる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

死する世界の逃亡劇

『失念は命の終わりに直結する。彼が失念していたのは安息の地などないということ。敵は一人ではなかったということ』

今回はファンタジーです(多分)
が、別に比喩として捕らえるのもありかなーとか。
いずれにせよ作曲とかしていただけたら嬉しいです(*´∀`)
なにかありましたらツイッター、メッセージ等よろしくおねがいします!

閲覧数:51

投稿日:2017/02/08 13:16:11

文字数:296文字

カテゴリ:歌詞

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