突き刺す風に吹かれながら歩く
いつか疲れ果てた体
立ち尽くした影に魅せられ
鴉の群れ僕を睨む

鮮明に浮かぶ軌跡 道のりはまだ見えず
今 願うは赤色
尊厳を揺るがすような喧騒に身を委ね
握ったこの手は

弱さ隠し偽るだけ
陰る空に流る雲 眺めて
想い馳せた遥か最果て
弧を描いた僕は落ちる

懸命に紡ぐ軌跡 空白にさらわれて
今 願うは赤色
救済を求める手は空を切りうなだれて
焦がした熱情

廻る日々は捨て去れど なお廻る
幾千も幾万も
崩れ落ちたガラクタの心のまま

鮮明に浮かぶ軌跡 道のりはまだ見えず
今 願うは赤色
尊厳を揺るがすような喧騒に身を委ね
握ったこの手に

秘めた意志の儚さは火に焼べて
灰と散れ灰と散れ
声は響く暗がりの先 目指して

廻る日々は捨て去れど なお廻る
幾億も幾億も
崩れ落ちたガラクタの心のまま

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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願うは赤色

閲覧数:165

投稿日:2015/07/13 19:34:26

文字数:367文字

カテゴリ:歌詞

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