それぞれの濫觴を見付けた夜の瀬に
なお果てる錆金

聞こえるように

 婁天を見よ随神に 
 婁天を見よ渦巻たり

念は岫にあり
溝が無漏をあらわす
遥は未だなく
鉄がおちて響き散らす

そこに何かを見つけた 

歩き続けていた日輪の似す所
満欠け光芒
拠らずに今もある

残るのは雨落 色騒ぐ解脱
夢にみたあの界がそこにある 

それぞれの婁天
言の葉散らす塔
奏でればそれだけで界に佇む

逆の睡蓮が開いた場所から
いずれまた見えるように 消えぬように

阿諛になりて 願以此功徳を


 念経のひとが何かを叫んでいる



そこに何を見て 未知を気づいたひとよ

残るのは碧落 いのち還る音
あの子に聞こえた無数の無意味を

寥落の夜に在るこころは礫群
散りばめた無意味を探す
探し求めている

逆の睡蓮が開いた場所から
いずれまた会えるように還るように

その足を支える 婁天を照らし出す

翳日の語りを

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

歌詞『婁天』

ろうてん の歌詞です。
ピアプロ内に楽曲があります。
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閲覧数:114

投稿日:2017/04/13 20:45:59

文字数:406文字

カテゴリ:歌詞

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