A1
初めての　お仕事は恋の記念日
花束に　ふわりと魔法かけたんだ

B1
距離も時も越えて
行き交い飛び回る
遊園地の木馬
ぽかんとしてる

S1
めくるよ　花のカレンダー
回りましょ　揺れる海岸
見てるよ　木の葉のうえで
はしゃぎましょ　積もるきらめき

「おめでとう！」
そんなかけ声
幸せ持ち寄るときには
ボクらもすぐ駆けつけて
あたたかなベルを鳴らすよ


A1
形ある　ものは
あげられないけれど
気づくはず
いつもより空がすてきと

B1
はやる羽根と羽根が
正面で衝突
痛くないよ　だって
待ちきれなくて

S2
「おめでとう！」
引いたクラッカー
近づいた　ふれた　笑った
ボクらも姿かくして
七色のグラス飲みほそう


S3
めくるよ　産声の歌
回りましょ　リースの中を
見てるよ　吹き消す炎
はしゃぎましょ　薔薇とチョコとで

「おめでとう！」
続くかけ声
幸せはきっと終わらない
ひと足先にボクらは
大事な場所へと向かおう


S3
めくった賑やかの裏
街はずれ　静かな場所で
ひとり佇むキミにも
お守りの風をひとすじ



【譜割り・()は一音分】


A1
はじめての
おしごとは
こいの
きねんび
はなたばに
ふわりと
まほう
かけたんだ

B1
(きょ)りもときも
こえて
ゆきかい
とびまわる
ゆうえんちの
もくば
ぽかん
としてる

S1
めくるよ
はなの
カレン(ダー)
まわりま(しょ)
ゆれる
かいがん
みてるよ
このは
のうえで
は(しゃ)ぎま(しょ)
つもる
きらめき

おめで(とう)
そんな
かけごえ
しあわせ
もちよる
ときには
ぼくらも
すぐかけつけて
あたたかな
ベルを
ならすよ


A1
かたちある
ものはあげ
られな
いけれど
きづくはず
いつもより
そらが
すてきと

B1
はやるはねと
はねが
(しょ)うめんで
(しょ)うとつ
いたくないよ
だって
まちき
れなくて

S2
おめで(とう)
ひいた
クラッ(カー)
ちかづいた
ふれた
わらった
ぼくらも
すがた
かくして
なないろの
グラス
のみほ(そう)


S3
めくるよ
うぶごえのうた
まわりま(しょ)
リースの
なかを
みてるよ
ふきけすほのお
は(しゃ)ぎま(しょ)
バラと
(チョ)コとで

おめで(とう)
つづく
かけごえ
しあわせは
きっと
おわら(ない)
ひとあし
さきに
ぼくらは
だいじな
ば(しょ)へと
むかおう

S3
めくった
にぎやかのうら
まちはずれ
しずかなば(しょ)で
ひとりたたずむ
きみにも
おまもりの
かぜを
ひとすじ