小さな町の夜を行く
[1]
街灯もないような田舎道
一人出歩くロンリーナイト
散々だった今日一日
石ころ蹴って憂さ晴らし
後悔とか反省とか
溢れ出して眠れずに
もう嫌になっちゃって
家を飛び出した
小さな町の夜を行く
繁栄に取り残された町
衰退する一方だ
まるでこの僕みたいに
負けじと足を踏みしめて
顔を上げてみたら意外にも
星空がきれいなもんで
少し泣けたんだ
[2]
通りすがってく野良猫に
羨ましいと呟いた
自由になりたい感傷を
ミッドナイトブルーが慰めた
言い訳さえ言えずに
ため込んでる
怖気づき逃げ出したって
変わらないのにな
小さな町の夜を行く
静寂に支配された町
うんともすんとも言えないで
ただ黙ってやり過ごして
文句はたくさんあるけれど
イチャモン付けたところでこの僕が
輝く星にはなれない
なんか泣けてきた
僕らはきっと
誰でもきっと
不安な夜を過ごすだろう
明日を生きる
希望が欲しいのさ
そうだろう?
小さな町の夜を行く
小石に足を取られても
野良猫に笑われたって
星空はただきらめいて
流した涙の分だけ
強くなれるのなら今だけは
泣いてしまおうか
小さな町の夜を行く
繁栄に取り残された町
衰退する一方で
ココロは前を向いていた
次第に空が白んでく
新しい朝が来たそういえば
友達と遊ぶ約束
すっかり忘れてた
早く帰ろう
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