夜寝る前に思い出していた
子供の頃に聞いてた物語
ある不幸な少女が主役の
幸せを掴む夢のある話
魔法使いやカボチャの馬車
後、忘れちゃいけないガラスの靴も
不幸少女は幸福少女へ
ページをめくれば早変わり
見え透いたハッピーエンドが手招きしてるの
ご都合主義って素晴らしい事だわ
現実には助けてくれる魔法使いも
理想の王子様もいないのに
所詮御伽噺よねそんな風に思ってしまうのは
型にはめられた幸せなんかで喜べないから
だって仕方がないよねこんな風に思ってしまうんだ
辛い思い出は無かった事に出来ないから
夜眠れない暗闇の中で
思い出してた色んな物語
どの話も最後は必ず
幸せを掴み大団円だね
見え透いたハッピーエンドに誘導されるの
ご都合主義って恐ろしい事だわ
誰でも最後は幸せになってしまうの
そんな事は許されはしないでしょ?
所詮御伽噺よねそんな風に思ってしまうのは
誰でも彼でも幸せなんかにしたくはないから
だって仕方がないよねこんな風に思ってしまうのは
辛い思い出を忘れる事が出来ないから
哀れな悪党必死になればいい
愚かなやり方くだらない事の為に
爪先を切って踵を削って
無様な姿が笑えてくるわ
所詮御伽噺よねそんな風に思ってしまうのは
私の心が幸せなんて無いと思ってるから
だって仕方がないよねこんな風に思ってしまうのは
辛い思い出が私の事を離さない
所詮御伽噺よねそんな風に思ってしまうのは
私が不幸で苦しくなってもどうにもならないから
だから羨ましいのよそんな都合のいい事が
私にも起きれば
こんな苦しい思いなんてしなくていいのに
私にも幸せな終わりをください
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