一人きりが嫌いだから 何かを好きな振りをして
騙し騙し生きた今の 価値がどこにあるんだろう
平穏な日常の一欠片 テレビ越し突然の異常を告げる
インベーダー
世界中が騒ぎ立てた どこかの天才の理論
誰か一人犠牲になれば この悪夢は終わると言う
手を挙げろ 誰もが身勝手に願う
一度くらい誰かの為 生きてみたい
世界が怯えた存在に 私一人で立ち向かう
怖くないと嘘をついた 本当は逃げ出したいのに
存在価値は有意義に 一度だけ愛されていく
わかりきった栄光だよ
人目ばかり気にしていた 有象無象の毎日で
昨日までのはぐれ者は 救世主と讃えられ
死ぬことを 人々は背中押す
正義とはどんなものか
わかんないよ
世界が望んだ存在が 都合のいい消耗品と
わかっていたよ守るものが そんなに綺麗じゃないと
多数を残した選択で 歪に繋いだ順番の
当たり前は私の番だ
誰かが私に言ったんだ
「お願い死なないで」
私を望んだ存在に 堪えたものが壊されて
怖いんだよ辛いんだよ 叫んだ本音も遅く
世界に逆らうことは 私にはもうできなくて
存在価値は 未来の為に
意味を持って世界を救った
英雄の話
00:00 / 03:51
ご意見・ご感想