
「今夜 星が降るって」
何座の流星群とか次は何百年後だとか
そんな話題でクラスは持ちきりさ
大人たちも
夜を通して騒ぎ明かすらしい
凍星踊る夜に想いを伝えると
ずっと一緒にいれる
誰かが言い出した噂話
降り始めた星々
見慣れた夜空を駆けてく
刹那のtwilight zone
弾む鼓動に
そっと想いを偲ばせて
星降る夜に逢えたなら
分かってるさ
勇気がないだけって言うのは
「浮かれた熱気にあてられて」
そんな理由がなければ言い出せない
変に上擦る声をかけるだけで精一杯さ
一緒に星を見よう
空がよく見えるいつもの場所も
星のめぐりが生み出す別世界
大人たちには
他愛ない夜遊びに見えたとしても
それでも僕は
この瞬間の熱を信じたいんだ
降り始めた星々
二人の世界を染めてく
忘れ得ぬHorizon
一瞬の瞬きは
なぜか胸が切なくなる眩しさで
白夜の光を心に燈す
僕らなりの愛を謳うよ
星降る夜に
00:00 / 03:43
ご意見・ご感想