∀U, ∃I, s.t. ...
「何だかこれじゃ物足りない」
それが開口一番 第一式を書いた台詞
仰いだ軌跡擦る 爪先合わす弧長の
動径を評価する旅
零れ落ち出る 思考散句の片鱗を 集めては
表意する 新しいノート開いて
そう確か 出会って了ったのは
度々だったからか 思い出せなくて
属す記憶の排反性に懐疑を抱く
どうにか こうにか 「嗚於、何故か」って
∃I, s.t. ...
「何だかこれじゃ物足りない」
そう言って 只管 書き足していく 僕等の相関幾何図を
論理の滾るマセマティカ
不文律に試行錯誤 間違った答えを贖い乍ら
迂回して 見つけ出す 本の1つ されど
解の射影を認めて 求め続ける ずっと
存在していた朧模様 想像された記法の牢
相互素な異端記号で触れ合う度
一日幾日 積み重ね 重層構想を思考する
まるで 友愛数のような相補完関係
でもね、気づいて了ったのは
僕等は正規分布に標準化さる
その数値に踊らされ暴論に黙
何度も豪語と 例え百回億回試行せど
『よく聞いて』
∀U, ∃I, s.t. ...
「何だかこれじゃ物足りない」
だから 反証数行 書き足してから 真理のコトバを探りに征こうか
論理の滾るマセマティカ
同位相上で錯覚する 出会ったは運命なのか
口頭の意味を贈り合い
そして一生一生 大事にして 愛でて育む
そして、思い出して終うのだろう
いつか 此の空時間が発散すると
その有限に恐怖をして基礎を詰る
何度も何度も 時は速度・加速度を零にして
『よく聞いて』
∀U, ∃I, s.t. ...
今も崩れそうな形共 僕の不完全性を映す鏡か
「何だかこれじゃ物足りない」
それが開口一番だった確かに 第何番の等式綴れば
論理の滾るマセマティカ
不文律に試行錯誤 間違った答えを贖い乍ら
迂回して 見つけ出す 本の1つ されど
解の射影を認めて 求め続けよう
順列階乗 最後一掛け 最終結語に漸う収束
礼典 一閃 虹の曲線 讃辞の局面 原点回帰
人情の滾る マセマティカ その論理の中に宿す意味 いつでも思い出せるように
無限の濃度が詰まった 微小な時間を
00:00 / 04:52
漸近収束
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