窓の外 始まりを知らせる様に
揺れる木漏れ日 風はさざめく
繰り返す悲しみの 終わりは遥か
グラスの中をもがき泳ぐ

途切れては繋ぎ止め流れてく
言葉ひとつも消せずに
痛みも弱さも慣れたつもりで
強がっても また零れて行くなら

壊れかけた心を 縫い合わせて
寂しく濡れる ひとりの夜


遠い日の 記憶だけ巡り巡って
時計の針は また巻き戻る
繰り返す悲しみに 終わりはないと
囁く声が影を落とす

過ぎて行く歳月に 飲まれてく
涙ひとつも拭えず
どれだけ声を枯らして泣いても
遠く遠く 混ざり溶けて行くなら

壊れかけた心を 縫い合わせて
冷たく照らす ひとりの夜
このまま消えて壊れて しまえるなら
あてなき声は 未来(あす)を巡る

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

「Tiny Tomorrow」

SynNightPさんの楽曲にて作詞を担当させて頂きました。
https://piapro.jp/t/um5j



「小室進行ボカロ曲投稿祭2024秋」参加楽曲です。

閲覧数:11

投稿日:2024/10/26 23:24:32

文字数:319文字

カテゴリ:歌詞

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