海が見えるという そのウオから
全貌を知っているらしい

低く飛ぶよ 白いウオ
青電気綻ぶ鱗から
氷粒吹き出す 大陸橋渡し
それはサカナであった 漂流が趣味
或いは目玉であった 渦巻き雨降らす

そこにね、少しかよわいものたち
星のエネルギ 飲んで水に溶けて飲む


波が見えるという そのウオから
真を抱いているらしい

スレスレを滑るよ 白いウオ
飛沫と同化しながら
氷龍呼び覚ます 青宇宙盆返し
かつて淵であった 総じて悪趣味
辛うじて口が空いた ギザギザの唄漏れる

そこにね、少しかよわいものたち
星のエネルギ 飲んで水に溶けて飲む



*HIRAGANA*


うみがみえるという そのうおから
ぜんぼうをしっているらしい

ひくくとぶよ しろいうお
せいでんきほころぶうろこから
ひょうりゅうふきだす たいりくはしわたし
それはさかなであった ひょうりゅうがしゅみ
あるいはめだまであった うずまきあめふらす

そこにね、すこしかよわいものたち
ほしのえねるぎ のんでみずにとけてのむ


なみがみえるという そのうおから
まことをいだいているらしい

すれすれをすべるよ しろいうお
しぶきとどうかしながら
ひょうりゅうよびさます あおぞらぼんがえし
かつてふちであった そうじてあくしゅみ
かろうじてくちがあいた ぎざぎざのうたもれる

そこにね、すこしかよわいものたち
ほしのえねるぎ のんでみずにとけてのむ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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海の見える魚

title:ウミのみえるウオ

閲覧数:139

投稿日:2014/07/18 14:23:34

文字数:615文字

カテゴリ:歌詞

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