狭まる視界が
滲んで見えなくなる
腕から足から
アタシが消えていく…
留まる世界が
初めて愛しくなる
今からここから
明日が見えないよ…
いつも当然のように
そこにあった空気(モノ)を
求めた
もう 昔のように走れなくて
夢に向かって歩めなくて
神様なんていないんだって
全て 否定したくなって
あの頃の泣き虫(ジブン)に
お別れしたいのに
この赤いラインを引き抜けない
いつも当然のように
そばにあった時間(モノ)を
恨んだ
もう 未来さえも望めなくて
瞬間さえも信じなくて
神様なんて嘘つきだって
全て 投げ出したくなって
あの頃の弱虫(ジブン)に
さよならしたいのに
この白いラインを越えられない
嗚呼 無情に過ぎていく
優しい時間たちが
嗚呼 アタシを急き立てては
留める
もう 昔のように泣かないよ
夢を捜して歩めるから
神様さえも味方にして
全て 自分に変えてって
あの頃の自分に
ありがとうと言いたいから
この終止線(ピリオド ライン)は、まだ
越えられない
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