消炎剤と唾
曲 二錠
歌 葛駄夜音
歌詞
九月が降り死んじゃったfellow、
ぬるめの愛が被れた皮膚を刺す。
永く膿んでたmemoryが、ゆらりくらり耳を浸す。
九月が終わり飛んじゃったmellow、
苦い塩っぽい僕だ。
それでもと、胃酸を飲んだ君が不可解なんだ。
消炎剤は僕の唾。
隠し持ってる「嫌い」が。
つまり、今は、どうやったって僕はまだ、
君の濁を飲んでやれないんだ、今は。
四月はふわり飛んでったでしょう、
見えないナイフが腫れる鼻腔を刺す。
まだ続いてたmemoryが、苦いそれを二つ飲ませる。
「おとなはつまり、十五歳以上。」
一つでは、足りないのだ。
あの時の君はそれで足りていたのだろうか。
消炎剤は僕の唾。
隠し持ってる「嫌い」が。
つまり、今は、どうやったって僕はまだ、
君の「濁」を飲んでやれないんだ。
星降る夜に消炎剤を。
鈍い痛みに毎日を。
許されるならいつかの、
君を飲み下すifまで。
星降る夜に消炎剤を。
鈍い痛みに毎日を。
許されるならいつかの、
君を飲み下すifまで…
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