見えない音を 削り出して
目覚める寝床に漂うカンナビス
中空のラウンジに夕べの名残
浮かぶフロントーサ 夜を待とうか
僕らはさながらメービウスの帯
無窮の点対称 遠く遠く 回る回る
風のまにまに訪ねたけれど
留守を重ねて日が暮れた

夢に現に 砂を噛んで 
陰に陽に ただ啜り泣く
炎天見上げてひとり気を吐いて 
零れる吐息はいつかの星月夜
僕らはさながらメービウスの帯
久遠のケンタウルス 近く近く 翔る翔る
文でも書こうと筆を取っても
書いた端から消えて行く

伽藍の振り子が戻り来る
星の継ぎ手に万雷の拍手
宴は過ぎて夜は更けて
明日は何処の宇宙のもと

僕らはさながらメービウスの帯
無窮の点対称 遠く遠く 回る回る
風のまにまに訪ねたけれど
留守を重ねて日が暮れた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

【初音ミク】メービウス

先にニコニコ動画に上げた曲の歌詞です。
http://piapro.jp/a/content/?id=cnxfqhmztkl8x3ya

閲覧数:1,922

投稿日:2008/06/12 22:04:33

文字数:338文字

カテゴリ:その他

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    ご意見・ご感想

    DLさせていただきました。
    今までもこれからもずっと続くだろう長い時間の流れを見上げて、目の前にある風景に視線を落とす、そんなイメージが浮かびました。と、感想は人それぞれだから、書いてどうなんだという気持ちもありますが・・・。
    ありがとうございました!

    2008/11/10 15:29:00

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