「東京MODEL GUN」
作詞作曲:夢前晴翔
(1番)
夕暮れ時 捨てられた僕は model gun片手に
真夜中の駅に潜り込んだ
前から歩いて来たのは 酔い潰れた男
そいつは 僕を捨てた男に似ている
男の目の前に向けられたのは M92Fの銃口
それに気付いた奴は 人間離れした声で
「助けて」とゴミに 頭を下げている
今日もニュースキャスターが
僕の名前を呼んでいる
その隣の自称評論家(てんさい)は
僕を「嫌い」だと言った
捨てられる感覚も 分からないクズどもに
「何がわかるんだ」と銃口を向けた
(2番)
東京の 中心で僕は model gun片手に
真夜中の駅に溶け込んだ
僕を探し回るのは 正義側の人
そいつは僕を捨てた男に似ている
男の後ろから刺した刃渡り13cmのナイフ
それに気付いた奴は アリア劇場の如く
「助けて」と泣きながら逃げ回っている
今日もニュースキャスターが
僕の名前を呼んでいる
ネットの異常人格者(とくめいきぼう)は
僕を「最低」だと言った
捨てられる感覚も分からない凡人に
「何がわかるんだ」と銃口を向けた
みんな逃げていく 僕から
「殺される」の顔をして
何気なく来る明日に
怯えているくせに
今日もニュースキャスターが
僕の名前を呼んでいる
もう没個性化した
彼は戻る事はないだろう
どんなに優しい言葉も スターの金言も
全て「僕と同じ」捨てられた…
意味のない残骸さ
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