無声慟哭
朝焼け また始まるセカイ 流れる 人に紛れて
指折り数えた辛い記憶 「やっぱり思い出せない」なんて
自分を誤魔化し愛想笑い 違う、こうじゃなくて・・・、
気付いて 傷付いて 季節外れの白い秋時雨
響く 無声慟哭
悲しくて 寂しくて それでも泣き顔なんて見せたくなくて
うそぶくなんて 素直じゃないね
夜風に 溶けた街のニオイ 冷めゆく 胸に手を当て
非情な現実に踊らされ 無情な真実突きつけられ
どこかに落としたココロの鍵 今も、独り探している・・・。
気付いて 傷付いて 静かに燃える夜の蝉時雨
揺れる 森羅万象
悲しくて 寂しくて それでも立ち止まることしたくなくて
苦しむなんて 間違っているって
分かってる、明けた日も訪れる闇に何度、願い、手を合わせても、
還らぬ 灯火 小さき命の刹那の光 今日もどこかで煌く
忘れはしないよ 短くも大事なヒトトキをいつも、いつまでも、
わたしに・・・、
気付いて 気付かせて 言葉じゃ伝わらないこの叫び
穿つ 無声慟哭
悲しくて 寂しくて 「やっと泣けてよかった」なんて、あなた、
うそぶくから 素直になれる
誰も知らぬ いつかどこかのはなし
絶えず響け 誰が為に煌け
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