きみとぼくいっしょ いつの日もいっしょ
空の下いっしょ ちゃんと見える?
ねぇ、目隠しもいっしょ 寂しいのいっしょ
臆病さいっしょ あの日おなじ光見えた


伸ばしかけた指が 怖気づいてる
まだ暗闇が すこし怖いの
「きみは違うの?でも、」って思った
それなのに

「んーとね、えっとね」 いつも言葉は
喉でつかえて 行き止まりだね
夢なのかも、と 気付いていたの
そうして今夜も 眠れない

知らなかったことが 多すぎたんだ
だからいつしか おかしくなった 
きみはいつでも 一歩手前で
「それじゃ、また」

扉の目の前で 立ち竦んでる
ちゃんと笑えない ぼくが嫌いだ
こんな距離では 立ち入れないの
いまさら呟く 「ばかみたい」

見えずともふれて その声で笑って
遠いまま泣いて いつもいっしょ
ねぇ、見えずとも呼んで その声で歌って
繰り返すいっしょ もっと話してよ

こころまで 凍りついてしまう前に伝えなくちゃ
もう気持ちは帰れないよ でも、ニセモノ
このままでは 戻れない


ちょっと足りなかった お互い様だ
ひとりよがりと 嘘の隙間で
喘いだぼくを きみは知らない
「苦しいよ」

もう少しはマシな 嘘を吐いてよ
中途半端は 傷つくだけだ
「そんな脆くは ないはず」だって
信じたいのに あぁ、だめだな

一歩二歩三歩と 進めた歩幅
かすかなズレが 広がっていた
勝手にひとり 隣にいると思ってた

カギが見つかっても ぼくじゃ到底
開けられないと わかっていたの
勝手にひとり 傷ついてたの
強がったぼくを 許して

きみとぼくいっしょ いつの日もいっしょ
空の下いっしょ ちゃんと見てて
ねぇ、誰だっていっしょ?ただのごっこ?
それでも、ぼくにとって きみはたったひとりなの

一番とかじゃなくていいの
ぼくだけの名前がほしかった
ひらいた瞼 困った顔で
やさしいきみが なでた髪も冷えてく


明ける空 歩きださなきゃ
前を歩いてて 迷わず
もう一度 前を向くために
―涙にぬれた瞳に光る、

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

● いっしょ

「こんなの“いっしょ”って言わないよ、」

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投稿日:2011/05/31 01:33:10

文字数:860文字

カテゴリ:歌詞

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