奈落の底に落ちていく
階段を探し続けている
他人事のような幸せより
不幸にさえすがる此処は地獄か…
熾烈極まる救いを叫ぶ声が
鳴り止まないと
誰もが気づいているこの世界では
上手く息できず…
灰になった希望は降る
悲しみの色に彩られた
消え失せてしまいそうな日々は
次第にモノクロになっていくのさ…
毒漬けにされた希望がみせる幻想には
強い依存性があって
未だに人を狂わせている
何もかもを捨て 血の匂いのする方へと
向かい続けて涙を流す理由は…
燃やし尽くしてもまだ燃やしきれない感傷を抱き
身を焼かれるような傷みに記憶を奪われたまま生きる…
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