自由の風を

遥か彼方に佇むコンパスが
僕を見つめている
吸い込まれそう

追いかけたら何もかも全部
知らない世界が溶けた

憧れてた
何も変わらないのに
光を見たから
まだ漂い続けて

自由の風を
これはコードなのか？

泥の中で掘り進めている
迷子を繰り返しているのに

過去の言葉で
自分を傷つけて
未だに立ち尽くす
他のモノを信じている
足元には棘があるのに

黒と白の鍵で閉じられていると知って
盲目をほどいた
忘れられない

自由の風を

地平線を探し求めてる
あるかもわからないけれど

影をかかとに縫い付けなくても
ここにいるから近づいてく
広がる砂の色
喚いても
誰も聞いてない
誰も応えない

あの空には雲のメロディーが
僕にはわからない
信じた言葉が遠くで
地図を描いている