とんぼ（カラオケ音源）

アボカロ avocalo

とんぼ
作詞作曲：アボカロ

夜の帳が降りた街で
ひとひらの影が舞い降りた
赤い羽根が月に照らされ
すぐ近くで羽音が響く

振り返るとそこには
見知らぬ目がこちらを見て
言葉を交わすことなく
その目だけが追いかける

とんぼのように舞い降りて
光の中にひとつの影
近づくたび感じる冷たさ
その羽音が近づくたびに

風の音が耳を突き刺し
影が壁を這い上がる
追いかけても逃げられず
その目が私を捕えてる

足音が響くその道
振り返ればそこに立って
目をそらしても消えない
赤い羽根が揺れている

とんぼのように舞い降りて
光の中にひとつの影
近づくたび感じる冷たさ
その羽音が近づくたびに

閉ざされた窓の向こう
耳元でささやく声
「逃げられない」と告げられて
目を閉じてもその目が

とんぼのように舞い降りて
光の中にひとつの影
近づくたび感じる冷たさ
その羽音が近づくたびに