星の見えないこんな夜に
満月だけがやけに綺麗で
闇に霞まない白い光がとても強かった
何時も感情に蓋をして誰にも見抜けない「君」を演じてたね
そのたびに傷つく心は誰が癒すの
俯いた横顔が悲しげで君が消えてしまいそうな気がした
「ごめんね」と呟いた言葉は聴こえなかった事にして
瞳の中で満月が揺れた
闇の中に輪郭が滲む
耐えきれずに疲れたと泣き崩れ演劇に幕を下ろした君を
酷く愛おしいと思った
「大丈夫」って優しく微笑んだ君が光に溶けてしまいそうで
腕を掴むだけじゃ不安だから強く抱きしめた
舞台から降りた素足の君にガラスの靴を
カーテンコールで手を振る君が心から笑えるように
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