いつか 僕が 消えていってら
君の記憶に残らずに
あの日　交わした約束より
鮮やかに染まりたい

透けてく闇を　溶けてく音を
あの日もまた　かき集めて
夕暮れ時の　黄金色と共に
アルバムに収めていた

ドアの向こうで光る希望は
弱くて小さくて 消えちゃいそう
君の声が　照らす答えは
錆びついて 壊れていた

君がいつも　そういつまでも
隣にいると信じてた
「そんなあの頃に戻りたい」
僕の最後の願い

「またね」なんて　手を振り別れ
季節を重ねて来たけど
明日の朝の　日の出もきっと
昨日とは変わらない

果たせぬ夢に　進まぬ時に
傷つけられ　隠れていた
嗚咽のような 涙が落ちて
僕の心を包み込む

「歩いていこう」とか思っても
暗闇が怖くて 踏み出せない
散り落ちてく あの日の記憶
取り戻す術はもうないなら

僕はいつも　そういつまでも
過去と思い出の狭間で
前を見る事を拒んでは
未来へと歩いてる

時は　たまに僕を吸い込み
寒い世界に吐き出すけど
明日の朝の　日の出の色を
君に伝えたいから

机に便箋を置いて
引き出しを漁ってみる
時間が閉じ込めた時間を
明日も見れたらな

アルバムの次のページ
めくるのを戸惑うのは
僕らが別れたあの日に
戻るのが怖いから

ドアの向こうで光る希望は
弱くて小さくて 消えちゃいそう
君の声が　照らす答えは
錆びついて 壊れて

君がいつも　そういつまでも
隣にいてくれたならば
今の僕の心の色を
綺麗だと褒めたかな

視界滲み　溢れる想い
あの日の茜の輝き
小道歩き　見上げる度に
心温もる奇跡

「空も、星も、時空も超えて
一度だけでも会いたい」と
願う日々は今日で終わりさ
許して貰えるかな

「またね」なんて　手を振り別れ
季節を重ねて来たけど
明日の朝の　日の出の色を
君に伝えたいから

明日の朝の　日の出の色は
きっとあの日と同じ