ジャケット

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ライセンス

  • 非営利目的に限ります

繊月、水瓶傾ぐ夜_off vocal

BPM 137
No maximize

どこまでも続いていく 地平線を描く滑走路
澄み渡って穏やかな毎日に満たされた
いつまでも続くには 脆すぎる理想だと気付いて
息をつく暇もなく思い出を作ったけど

真っ白な壁を背に吐き出す声、僅か、混ざるノイズ
頭の裏側を伝って後一歩、手を留める
二日前に交わした言葉が最後だと気付いて
もう返って来ない日常が溶けた

平静を装った満天の星空を流れる光の矢
偽る感情、流れない涙の背を押して
後少し、この心、感覚を深く知る事が出来たなら
そう、影に隠れた月の居場所だって手に取りたいけど、ああ


また今日も、あの丘へ向かう予定だと告げるカレンダー
昨日も確か観ていた筈だ 水瓶の零す願い
何のため、誰のため、思い当たらないけれど
きっと、意味はあると信じて曇り空をやり過ごした

真っ白な壁に映るいつも通りの光景
だけど、綺麗すぎる箱庭 舞い散る埃を目が追う
明るい影の無い部屋で無くしたものを探す
もう返って来ない記憶は溶けた

星空を覆う雲、そこにある筈の輝きを隠してしまう
一人きり手を伸ばし、空を切る その先に灯る明かりの向こう
不意に聞こえた 足音が強い風に乗って

見た事の無い筈のその姿に、ざわめく心に気がついた
影に隠れた月に薄く光が射していくよ、ああ

空が輝きだすよ

願いを

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投稿日:2013/07/11 21:50:35

長さ:05:51

ファイルサイズ:13.4MB

カテゴリ:音楽

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