誰もいない 空のセカイ
限界点の遥か彼方
潮風に なびかれて
幾千億のダイヤモンドを
ちりばめた真昼のオーロラ
境界線をアポロが飛び
海原に 影落とし
航海中のカムパネルラ
Ah... uh uh
定まらぬ 神経に
蒼穹はただ虚ろを生み
波となり 干渉し
真空管のプラズマのように
閉じてゆく意識のベールは
鱗粉舐めるぼうふら達
萎びゆく 葵草
墜落中のスカイ・クロラ
Ah... uh uh
ホワイト・ライトは死ぬまで
人と人との狭間に揺れ
機体を照らし続け
ホワイト・ライトがいるから
向日葵の咲く丘に続く
放物線の後に
飛行機雲も残らないんだろう
傷ついた アブラゼミ
幽玄な月横切る時
宵待ちの 夏祭り
氷が溶ける音と共に鳴る
花火からあふれる匂いが
白鳥座に霞かけて
閃光の 残り香は
耳鳴りと遺灰のマグネシア
Ah... uh uh
ホワイト・ライトは今まで
朧な自我のガスに透けて
反射を繰り返した
ホワイト・ライトが散るから
翡翠の鳥は羽を広げ
太陽風の中で
光も水も信じないんだろう
ホワイト・ライトは死ぬまで
人と人との狭間に揺れ
機体を照らし続け
ホワイト・ライトがいるから
向日葵の咲く丘に続く
放物線の後に
飛行機雲も残らないんだろう
残らないんだろう
00:00 / 06:54
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想
seira_s
ご意見・ご感想
この曲好きです。
何度聴いても飽きないくらい大好き。
2016/09/28 10:27:32