Blend mode
60作目です。一口に「混ぜる」と言っても絶妙から微妙、時には
「混ざる」のレベル(!?)までありますが、さてどうしたものでしょうか…。
箱にぎっしり詰まった色鉛筆見かけ
その華やかさに一瞬 心を奪われたけど
写真のように緻密に仕上げられる人に
きっとなれないと分かってて 通り過ぎた
混色は繊細で 加減を間違えれば台無しだ
子供のようにすぐ飽きて投げ出すのは切ない
自分なりに輝ければいいと
達観した(わかった)振りをすれば
満たされるだろうか 少し違うな
全て捧げ 道を究め 褒められて終わるの?
はみ出さないように平凡を選んでる
「オリジナルブレンドです」 ためらわず頼んだ
相手もプロだと分かっているけど微妙な気持ち
大人の事情もあると 冷めた目で過ごせば
どれが本当に好きなのか 見えなくなる
世の中の何もかも選ばれてブランドになってゆく
輝かないと終わりだと 言うだけなら簡単
1%の違いが決め手になるかどうかなんて
興味はないけれどそれも大事ね
求められる正確さはそれぞれ違うから
傷付かないように 混ぜ合わせ送り出す
1‰の違いでも時に人はそれを求める
追いかけて消え去る理想 現実
「不純物」と追い出したら輝き失くしてた
そんなこともあるの だから見逃さないで
箱にぎっしり詰まった「夢のようなモノ」を
見たいと誰かが待ちわびてる 今日も明日も
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