きみのうた、
ぼくのうた。
散らかした 思い出(塵)を片付け、
午後五時の 鐘に気付いた、
燃える様に 差し込む光が、
寂しくて、
あいたい、それだけのことば夕空に願って、
すこしずつ、冷めてゆくコーヒーを忘れたって、
頭ん中 ごちゃごちゃ混ぜて、
午後九時の ニュース始まる、
またどこかで人が殺された、
悲しくて、
あえない、それだけのことば夜空に愚痴って、
すこしずつ、乾いてゆく髪の毛を忘れたって、
風が吹いたなら全てを捨てて、
手首切って泣いて声を枯らし叫んで薬に溺れさせて、
だから君がとても嫌いだ。
自分が被害者面しているから。
そうだ、すべて、悪いのは君。
ぼくは、ぼくが、とても嫌いだ。
命尽きるその日迄は空は晴れて雲は流れ人と肉と春と修羅が仲間同士殺し合って
世界は理不尽さ。歌も不幸さ。
金輪際関わらないで。 僕は嘘が得意さ。 君を不幸にさせる。
戻んない過去は捨て去って。君が嫌い。もう会うことはないのでしょう。
あいたい、それだけのことば夕空に願って、
(金輪際関わらないで。 僕は嘘が得意さ。 君を不幸にさせる。)
すこしずつ、冷めてゆくコーヒーを忘れたって、
(戻んない過去は捨て去って。君が嫌い。もう会うことはないのでしょう。)
あえたら、すき、だけのことばもう一度言って、
(金輪際関われないの。 僕はうそが得意さ。 君を不幸にさせた。)
すこしずつ、温めた左手を差伸べて、
(戻んない過去が懐かしくて。君が好きだ。また会えたら抱きしめさせて。)
逢いたい、あえない、から、それなら、あなたに、嫌われ、たい。
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