近づいてく
ほぼ毎日の学校
進んでいくのは
みんなの過去量

普通の生活
ただの通学時間
変わってるのは
ボクの呼吸量

どこいても
変わっていく時間
一緒にいたみんなも
気づけば、ほら

みんなの空間
ボクが息する場所
前までは苦しくなんて
なかったのにな
あの空間で
楽しく笑えてたんだ。

いつもどうり
ただの授業中
不規則なのは
ボクの心拍数

周りの声
ふと耳に入る
増えていくのは
ボクの心配数

触れなくても
溜まっていく不安
楽しかった日々も
気づいてたよ、ねぇ

みんなの空間
ボクが息しにくい場所
みんなだけが
変わっていってしまうから
置いてかれて
楽しくもなんともないんだ。

どこにいても
なにをしてても
ボクが息ができないのは

誰のせい？

生きているから
変わっていく時間
一緒にいたみんなは
楽しそうで、ふいに
恨んでしまったんだ。

ボクだけの空間
ボクの息する場所
そんなのは
どこにあるんだろうって
勝手にわめいて
みんなと息しなくなっていた。

息をしていく
ボクが生きる世界
変わらないのは
ボクの呼吸量
息をひそめて...