看護婦が描いている
入れそうにない迷路
あとがきに載っていた
この小説は遺書
 
金属製のシフォン
階段を踏み外したい
怖がってくれたんだ
愛せずにおけないよ
 
混じりけのない純粋な性欲と
逆説がもどかしそうに立っている
月極めの激痛と作詞家達
動けないから声が響くのさ
 
 

水路に 映画の
ラストシーン
もう人に 見せるのに
酷いシーツ
 
 
精神外科の隣人と
胎児と話す少女
はじめに聞かれたんだ
この世界でいいの?

快晴になる千年前
遊びに来たからね
葬式のエンディング
花嫁が会いに来る

当たり障りのない幸せな弛みも
背中に立てた爪が我に返す
星が回るのは誰かのおやすみ
腐らせるにはおはようのステップ


水路に 映画の
ラストシーン
もう人に 見せるのに
酷いシーツ
 

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

フィルム

混じりけのない純粋な性欲と
逆説がもどかしそうに立っている

閲覧数:48

投稿日:2010/07/08 00:24:43

文字数:355文字

カテゴリ:歌詞

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