頭の奥の奥で
私の影が育っていた
君の優しい顔が好きだった
傘を広げて思い出す

唇を噛み締めて夜を泳いでく

そうやってまた雨嵐、鈍色の風
心の中吹き荒れる
あとどれだけしたら止むだろうか
どうやっても掻消せない想いの声が
振り返らない強さが欲しい
篠突く雨が冷たいや
君はどこで何をしてるの

私の深い場所で
影はもう呑み込みたいようだ
もう奪って攫って全てあげるよ
どうか優しく包んでね

瞼裏流るるは あの日の残像

そうやってまた雨嵐、鈍色の風
心の中荒れ回る
あとどれだけしたら醒めるだろう
どうやっても掻消せない君の嘘が
弱さを捨てて生きられたら
真っ赤なライト 響く音
今私はどこにいるだろう

溺れてく 夜の底深く
どうあっても君が
本当に好きでした
不器用で泥だらけになって
生きていく 今日だって
呼吸を続ける

そうやってまた雨嵐、鈍色の風
痛みの花を咲かせる
あとどれだけしたら晴れるだろう
どうやっても掻消せないあの笑顔が
もう一度だけ抱き締めたい

篠突く雨の中思う
君はどこで何をしてるの

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

「鈍色リグレット」歌詞

VALIS オリジナル楽曲
「鈍色リグレット」

Lyrics, Music, Arrangement:Misumi
Character Illustration:ねこ助


「鈍色リグレット」MV
https://youtu.be/QNkC6_ED4Ww

閲覧数:2,060

投稿日:2021/01/30 16:29:03

文字数:460文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

もっと見る

クリップボードにコピーしました