「その弾丸に込めた言葉」

僕は自分が弱いだけで
あることくらい理解してるさ
平凡な日々壊すついでに
もう飽きてきた僕を撃ち抜く

つらいことを否定していく
歩き方はもうやめたんだ
くるしいことを飲み込んでいく
走り方しか知らず…

僕は自分が強いだなんて
思うことなど一度もないさ
平淡な日々壊すことなく
もう飽きたのに捨てられなくて

どんな言葉も見える世界も
歪めてしまう僕が嫌いだ
嘘だらけに感じてしまう
醜いだけの心

自分自身を愛せないのに
誰かを好きになろうだなんて
わがままだと思いませんか？
撃ち抜きたいと感じませんか？

だから僕はこの贅沢で
イライラさせる汚れた僕を
ありとあらゆる負の感情を
込めた言葉で撃ち抜くだけさ

人１人すら愛せないのに
誰かに愛をもらおうなんて
気持ち悪いと思いませんか？
無駄なことだと感じませんか？

どうせ世の中僕のことなど
見ている人は誰もいないさ
嘘だらけの世界に沈んで
静かに消える

自分自身を好きと言えずに
誰かに好きと言えるだなんて
嘘だらけだと思いますよね？
嘘まみれだと感じますよね？

だから僕はこの脆弱で
イライラしている汚れた僕を
ありふれたその優しい目をした
僕の言葉で撃ち抜くだけ…