『夜を超えたら』

ねえ、時が経ってもきっと
人の心をすっと覗くことはできないでしょう
ああ、舞台の上に立って
人の心をギュッと掴む彼が主役なのかな

心のうちを映すもの
地球の上では言葉だけ?
どおりで君の心には上手に伝わらないわけだ
「遥か遠くの未来から貴方を救いにはるばる来たよ」
そんなようなセリフを言う
彼の横で見切れた僕も心があるんだよ

未来の僕も、隣の君も、歌を謳って繋げばいい
悩んだときも、落ち込む日も、比べないで笑えばいい
そして、君が思うように
好きに切って、張って、食って、寝て、創って、悩んで、もっと、もっと、もっと、もっと
世界も自分も好きになればいい。

うん。人の心をすっと
覗けたところできっと優しくはなれないのでしょう
そう、観客席に立って
目を輝かせずっと笑う君も立派な主人公

世界中すべてかき集めほら80億の物語
君が主役のストーリー
ひとりひとりの結末を

型にはまった世界にも少し違う型をはめてみたら
さっきまでは暗かった
明かりが灯ったほら君の番だよ

不憫な僕も、普通の君も、手を繋いで踊ればいい
転んだときも、ひとりの夜も、我慢しないで泣いたらいい
そして、君が思うように
好きに泣いて、歌って、描いて、吸って、吐いて、悔やんで、怒って、笑って、喋って、愛して
目覚ましをかけて明日起きればいい。

そして君の世界見渡して
君が君と呼ぶ人の世界を
得意なこと、好きなこと、君自身で抱きしめて
そしてもっともうちょっと
世界も自分も好きになればいい。

離れ離れ苦しむ日もあって、絶好調で飛び跳ねる日もあって、恋するときも、何もないときも、すこしだけ優しくなれたなら、なんでもない話とココアと一緒に暗くて長い夜をやり過ごせたなら、君は立派な君なのでしょう。
じゃあね。また明日。

ねえ、時が経ってもきっと
思い出して笑って生きていける気がしたんだ
ああ、悩みがまた積もって
僕の心曇ってもこんな歌があったと笑おう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

夜を超えたら_歌詞

歌詞です。

閲覧数:80

投稿日:2024/02/29 22:25:14

文字数:833文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました