【Aメロ】
ひとつ傷んだ花びらを はらり折り取っていま
溢れ出した悲しみに飾りたい
ひとつ踏み出すそのたびに 拙くて消えそうな
笛の音が おどけるように跳ねる
【サビ】
たくさんのものはいらない
限りない笑顔や声も
ただひとつ、「心のまま生きてみたい」と
重ねた温度もいつか
守った居場所もいつか
泡のように消えることを知っているから
瞳を閉ざした
【Aメロ】
ひとつ零した悲しみが じわり沁み入っていま
震え出したこの夜に寄り添えば
ひとつ隠したその中で 優しくて寂しい
星の声が 凪いだ夜を滑った
【サビ】
悲しみに誰もが会って
寂しさに誰もが泣いて
だからいま ここでひとり笑えばいいの?
交わした言葉もいつか
繋いだ心もいつか
背を向けてしまうことを知っているから
涙をこらえた
【Aメロ】
ひとり生きてくこの道で 愛しくて切ない
想いすべて このアリアを満たして
【サビ】
たくさんのものはいらない
限りない命も歌も
ただひとつ、心のまま生きて行けたら
重ねた温度もいつか
守った居場所もいつか
泡のように消えることを知っているけど
交わした言葉もいつか
繋いだ心もいつか
消えないでと願う声を知っているから
心が溢れた
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