いつもここで逢った　待っていたの
帰ってくるの　ずっとずっと
思い出の中　朧気な君
昼間に見た　あれは君なの？

約束の場所　夕闇の丘
お願い来て
来る筈なんかない
幼い約束　もう忘れてる

蘇る記憶と面影
奏でる笛の音（ね）　ああまさか
見開いた瞳（ひとみ）　君の瞳（め）と
視線　絡まる瞬間

流れ落ちる　数多の星
桜乱れ咲いて舞い散って
今宵　この舞台に二人
貴方は笑う
懐かしいのに　知らない人みたいで
熱くなった瞼　袖で隠した


逢えない日を取り戻すように
楽しく　話は尽きない
貴方は昔のままで
戯れに一曲と言う

下手な私の舞に合わせ
奏でる笛の音（ね）　愛おしく
このまま一緒にいられたら
叶わぬ夢でしょうか

流れ落ちる　数多の星
唱える願いは決まっている
ずっとずっと　このままそばに
貴方は笑う
気づかぬうちに　瞳に溜めた涙
腕の強さ熱さ　交わす唇


触れる吐息　どうしてなの
想い確かめ合うようにして
淡く照らす月影の下
こぼれ落ちる　溢れる想い
どうしようもない程　嬉しいの

流れ落ちる　数多の星
桜乱れ咲いて舞い散って
今宵　この舞台に二人
貴方は笑う
懐かしいのに　知らない人みたいで
速くなった胸の鼓動　ああ…
寄り添って眺めた空　花舞う