【モノクロキャンバス】初音ミク

うるるこ

▽歌詞▽

【モノクロキャンバス】初音ミク　作詞作曲/うるるこ

毎日イスに座り
白いキャンバスに向かう
描き始めればいつも
時間も忘れている

君と過ごす冬も
気付けば三度目になった
空から降る雪の
白さも忘れていた

いつの間にか　隣に居ても
君の顔を見なく
君が少し　うつむいているのさえ
気付けない程に

受話器越し君に告げられた
別れ話に何故か僕は
引き留める事すらせずに
君の言葉を受け入れた

ある日布に包んだ
キャンバスを見つけた
描かれていたのは
白黒(モノクロ)の想い人

誕生日　記念日に
君にプレゼントしてきた
今は1人　立ち尽くす
目には泪が滲む

ぼやけた景色の中に
君との想い出が過ぎていく
終わってから気付くなんて
遅すぎて笑えるよね…

いつものように　キャンバスの中の君は
楽しく笑っているのに
本当(ホント)の君は
もう僕には笑ってくれわしないのに

二人共に過した時が
色褪せてしまわない様に
未完成だった絵にも
色を入れる事にしたよ