『はるだるま』

ぼくはだるま
ゆきだるま
真冬の朝に
作られた
小さなだるま
ゆきだるま

春が来たら
溶けるさだめ
そんなのやだよ
春なんか来るな

ぼくは歌う
春よ来るな
消えたくない
上がる温度

倒れかけた
ぼくの耳に
悲しいねって
優しい声


君はつぼみ
愛らしく
小道の脇で
微笑んだ
小さな小さな
春の花

春が来たら
君だけが咲く
そんなのやだな
出会わなきゃ良かった

傾ぐ頭
溶ける心
ぼくは知った
春の意味を

君は言った
ありがとうと
ぼくは言った
さようならと


ぼくは溶けて
君は咲いた
君は歌う
春の歌を

君を伝う
春の雨は
だれの涙?
なんの涙?


ぼくは空に
君の夢に
泣かないでね
春の花よ

ぼくはだるま
冬に生まれ
春に溶けた
ゆきのだるま

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【曲募集】はるだるま

もうすぐ秋です。そういうわけで、春を迎える雪だるまの歌です。
季節感なんてシッタコッチャネーゼ!
今年の夏は訳の分からない気候が続いたので、季節感をまるで無視した歌詞を。

春になれば溶けるものもあり、芽吹くものもあり。
曲をつけてやろうという勇者様がいらっしゃいましたら、ピアプロ上で僕と握手っ!

閲覧数:232

投稿日:2014/09/14 13:18:29

文字数:345文字

カテゴリ:歌詞

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