遠い昔 命(ひ)を呪い
永遠の眠り望んだ
その報いで石にされ
未だ終われぬまま

億年前の海で
息を止めたまま
眩しさに目を焼き
夢を見ていた
円環(わ)の外へと出て
生まれ変わらずに
終焉に抱かれる
そんな夢を

痛みに耐え、
尚生きよと言うのが神なら
私は唯 闇を望む魔物になる
そう、悲しみすら生きられぬ世界へ

青く晴れたとある朝の
赤く燃える雷鳴の絶叫
愛しい者を失う為に
生まれたんじゃない
要らない 知らない
私、全部
捨てて 消えて
無くなってしまいたい……と
終焉(おわり)を歌う

雨水(あめ)に打たれて
潮風(かぜ)はとめどなく
石(からだ)を削り
人の形を成す
辰砂の目 赤く
岩肌(はだ)は鱗のよう
魔物だと恐れるなら
それでいい

望んでも終わりは来ない
この身体でも
あの大樹(き)の根に首を括る
死の真似事で
さあ、抜け出していくの
時は来たり

切り立つ崖の祠で今
朝日隠る海を臨む
愛なるものを知るが故に
戒めを解く
縊死を以て石を砕き
二度と、二度と
明けぬ夜陰をこの手に
終焉(おわり)を歌う

Mer xypnee whes norgen det pie merenneito
Asha bi cinnabar sama blutas
Gione da archi,alo fudoucy neena
Canatates det zelow
Onoma bi "Mikuni"
(訳:人魚姫の朝に目覚めた少女
   その瞳は『辰砂』血潮の色
   始まりを呪い、唯 永遠の眠りを望む
   終焉の歌い子
   その名は『ミクニ』)

人と成ったこの身体は
未だ重く石のようで
思い出すは迫る夕日
円環(わ)が「生きよ」と
冷たく嗤う

青く晴れたとある朝の
赤く燃える雷鳴の絶叫
愛しい者を失う為に
生まれたんじゃない
縊死を以て石を砕き
二度と、二度と
明けぬ夜陰をこの手に
終焉(おわり)を歌う

Whes norgen deer
Rod archi skrute cwbl
Jaga les mageisys
Myi grant whol ow Z……
(訳:美しき朝よ
   もう始まりを連れて来るな
   あの森の魔法使いを破り
   私が全てを終焉に導こう)

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

終焉の歌い子

ニコニコ動画にて投稿した曲の歌詞になります。
是非歌ってみてください!
※歌入りはこちらへ→http://www.nicovideo.jp/watch/sm30352560

閲覧数:247

投稿日:2017/04/03 17:23:41

文字数:956文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました