あなたの為に摘んだ野花
花弁が一枚、墜ちた。
渡しに行く途中でも
花弁が一枚、墜ちた。
でも笑ったあなたが見たくてやっぱり
花弁が一枚、墜ちた。

道を走って、扉を開けて
だけど結局、あなたはいなかったね
何処にもいなかったね

ねぇ、どうして
私を置いていってしまったの?

渡せなかった花束に花びらはもうなくて
私の手元に茎だけ残った。

線香の匂いは嫌いだよ。
枯れた花が喚いた。

気がした。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

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投稿日:2010/01/22 18:36:21

文字数:201文字

カテゴリ:歌詞

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