緋染め舞桜―ひぞめまいざくら―

A)
この手 掴んだのは 白金(しろがね)の輝き
幼き視界 染めた 緋染めの海
この手 掴んでいた 色無き母の手を
そのまま握り 泣いた 遠き記憶・・・

紅く 燃ゆる焔(ほむら) 胸を熱く焦がし
燃え尽きぬよう 照らす 修羅の道
怨み 止まぬ雨さえ 流せぬまま往く
焼きつき消えぬ 仇 その背を探す

B)
報われぬ道 踏みしめ 少女は女を捨てる
引き抜いた 一の字を 刃へと変えて

A)
やがて その少女は 二つ名が通る
「緋染め舞桜(ひぞめまいざくら)」 震え 囁かれる

B)
追いかける道 踏み越え 男は命を散らす
引き抜いた その刃 緋業(ひごう)へと染めて

S)
飛沫(しぶき)上げて 緋 色めく 罪人(つみびと)
ウ ガ ツ ―ク レ ナ イ
仇探して 彷徨い
ア ビ タ ―ク レ ナ イ

奪われる 灯(ともしび)の 哀しみ抱(いだ)かせながら
塵逝(ちりゆ)く懺悔(ざんげ) 花弁(はなびら)
サ ク ラ ―ク レ ナ イ

A)
離れ 遠い故郷(ふるさと) 舞桜(まいざくら)が染まる
沈む夕日に 焼かれ 緋を縫われゆく

B)
追いかけた道 戻りて 少女はこの地を染める
引き抜いた その刃 ただ握り締めて

S)
血潮吹かせ 緋 色めく 咎人(とがびと)
ソ メ タ ―ク レ ナ イ
その身互い 染め抜き
オ チ ル ―ク レ ナ イ

夕日浴びて 悲 色めく 深紅(ふかべに)
ア ナ タ  ―ク レ ナ イ
殺意帯びて 煌き 
ソ メ ル  ―ク レ ナ イ 

失われる 灯(ともしび)を この手に抱(いだ)きながら
その呟き アナタは
コ タ エ  テ  ―ク レ ナ イ ・・・

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

緋染め舞桜―ひぞめまいざくら―

ちと長いです--;

話的には、
幼い頃に家族を殺され、唯一人生き残った少女が復讐を誓う。
            ↓
記憶に残る仇の背中を探し、賞金稼ぎ的な感じで旅をする。
            ↓
実は故郷の方に仇が居ることを知り戻る。
            ↓
見事、仇を討つものの・・・
何故家族を殺したのか?何故自分だけ見逃したのか?
という経緯が分からぬまま仇は息を引き取る。

大雑把ですが、このような流れで書きました。

閲覧数:86

投稿日:2009/08/11 03:30:29

文字数:730文字

カテゴリ:歌詞

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