なんにでも始まりはつきもので
そして嫌でも終わりはやってくるわけで
そんな当たり前のこと今更 どうしたの?

難しいこと言うつもりじゃないんだけど
だけどね 無駄にね 飾ってみたい年頃なんですもの

さあ お手を拝借 両手を広げて
世界中に轟かせ
これがすべての始まりと言わんばかりに
とびっきりの笑顔で
勘違いしたっていいんじゃないの?

もうすぐ終わるのかしらなんて
醜い女郎グモが笑う横であたしは静かに目を閉じる
こんな終わり方だなんてあたしが許さない!

簡単に説明するからメモ取る必要もないけど
だけどね あのね あたしのことちょっとでいいから覚えてて

さあ お手を拝借 空にかざして
世界中に見せびらかして
これですべてが終わると声を大に
叫んで見せなさいな
ほつれた糸の先 誰がいるの?

「なんにも始まらない」だなんて笑わせないでよね
そりゃそうよだってまだなんにも始めてないんだから

さあ お手を拝借 両手を広げて
世界中に轟かせて
せめて最初と最期くらいはこのあたしに花を持たせて
さあ お手を拝借 腫れ上がるほど
両手を打ち鳴らして
これがあたしのすべてなのよ
笑われたってかまわないあたしはあたしなんだもの
ありふれた世間話だったかしら?

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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ある少女のはなし

作詞しました。

閲覧数:52

投稿日:2011/01/01 13:22:40

文字数:535文字

カテゴリ:歌詞

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