『ラストピース』

何を歌えば？　何を救えた？
そんな力なんか無いくせに
思い描いた　思い上がった
バカげたプライドなんて捨てちゃえば

またやり直せる？　まだここにいるから

ふとした言葉に紛れた地雷が
調子を狂わせる
無理に合わせた半端なノリじゃ
上手くイカないし

過ぎ去る電車の窓に映る
仮面の下の本性
こっそり曝し嘲って嗤うキミが
憎らしいほど大好きだ！！

何回だとか　数なんかじゃなく
もっと大事なものがあるんだ
強がっていた　目を逸らしてた
勝手な言い訳ばかり並べて

届かぬまま消えてゆくのがムダというなら
僕らが出会う意味は何なんだろう？
どうせいつかいなくなるのが運命だとしたら
始めから何もなかった事でいいのか？

何がしたいの？　何が欲しいの？
そんな答え分からないままで
夢を描いた　夢を違えた
それでも自分を貫きたかった

もう手遅れだと　そう気付いてるけど

派手に飾った捏造リアルが
通知をかき乱す
無難に揃えた見飽きたネタじゃ
興味もワカないし

何様気取りの上から目線
根拠も持たない自信を
可憐な論破で蔑み堕とすキミが
殺したいほど大好きだ！！

何人だとか　数なんかじゃなく
たった一人それだけでいいんだ
分かり合いたい　繋がってたい
全てはそこから満ちてゆくから

もう一度元に戻るのがダメというなら
僕らはなぜ過ちを繰り返すのか？
どうせまた同じような結末が見えてるのなら
始めから何もしない方がいいのか？

何を聞いても　何も聞こえない
いつも思い出してしまうから
紙に描いた　神に願った
未完成なボクの最後にね
ハマるのは　キミじゃなきゃ
イヤなんだ