嘘吐きの夜想曲



嘘を好んで生きていた
それが自分の最も好きなことだと考えてたから
だけど違っていた
自分は自分を知らなかった

重い心
崩れる身体
原型無くしてからアタシは言う
「アタシってさ、なんなの」

歪んで輝く皆既日食のように
アタシも歪みたい
元から歪んでるんだからさ
きっとさ、問題ないよ
すぐになじめてしまうよ


真実<ホントウ>が嫌いだった
嘘で歪みまくったアタシは真実を見れなかった
でもそれは間違いではなかった
アナタはアタシを知らなかった

嫌な音波
同調する感情
嫌気がさしたアタシは叫ぶ
「アタシってさ、ノイズなの?」

綺麗に輝く太陽のように
アタシはなりたくないよ
だってさ、恐いじゃんか
キミもすぐにわかってしまうよ


嘘吐きすぎて鬱になった
日食の中で響く夜想曲がノイズをさらに酷くする
それを感じたアタシは嘆く
「やっぱりアタシは邪魔なの?」

綺麗でも何でもないありのままのアタシ
それが気持ち悪いけど仕方ないよ
嘘吐くよりいいのさ

だからアタシは今日も嘘吐くのさ
ありのままが、アタシとっては嘘吐くことだから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

嘘吐き夜想曲

なんとなく勢いで書いたもの
誰かとコラボしたりしてみたいと思う最近です

閲覧数:58

投稿日:2010/12/01 22:44:37

文字数:481文字

カテゴリ:歌詞

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