今宵、満月も満たぬ頃
「逢いたいよ」

揺れる想いとまだ慣れぬ恋
重なってまだ叶わないまま
何度目の夜願い続けて
いつか観ていた君に出逢える

月明かりにも届かない
星を繋いでみても
きっと見つからないでしょ?
こんなデタラメなんかじゃ

愛を知って哀を知らずに
ねえ、またひとり夜に降り注いで行く
光彩に変わる
夢に咲いた泡色の花
枯れ切れないまま
二度目の春を舞っている
「もう、さようならさ」

もう一度だけ逢えたなら
時さえ忘れるほど
きっと咲き誇れるから
なんて言えないくせに

嘘じゃなくて夢だと知った
もう、戻れない夜に降り注いで行く
光彩に変われ
君に咲いた泡色の花
下を向いたまま
遠き君を望んだ
今も、好きでいた

愛を知って哀を知らずに
ねえ、またひとり夜に降り注いで行く
「ほらね、春が終わる」

愛を唄い哀は儚く
君を叫んだ
あの春で舞ってるから
「じゃあね、さようなら」




こよい、まんげつもみたぬころ
「あいたいよ」

ゆれるおもいとまだなれぬこい
かさなってまだかなわないまま
なんどめのよるねがいつづけて
いつかみていたきみにであえる

つきあかりにもとどかない
ほしをつないでみても
きっとみつからないでしょ?
こんなでたらめなんかじゃ

あいをしってあいをしらずに
ねえ、またひとりよるにふりそそいでゆく
こうさいにかわる
ゆめにさいたあわいろのはな
かれきれないまま
にどめのはるをまっている
「もう、さようならさ」

もういちどだけあえたなら
ときさえわすれるほど
きっとさきほこれるから
なんていえないくせに

うそじゃなくてゆめだとしった
もう、もどれないよるにふりそそいでゆく
こうさいにかわれ
きみにさいたあわいろのはな
したをむいたまま
とおききみをのぞんだ
いまも、すきでいた

あいをしってあいをしらずに
ねえ、またひとりよるにふりそそいでゆく
「ほらね、はるがおわる」

あいをうたいあいははかなく
きみをさけんだ
あのはるでまってるから
「じゃあね、さようなら」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

百花繚乱

お久しぶりです。

歌詞提供させていただきました。
女性の切ない恋の模様をイメージして書きました。
よろしくお願いします。
http://piapro.jp/t/n7Sm

閲覧数:375

投稿日:2017/08/02 20:11:00

文字数:864文字

カテゴリ:歌詞

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