1A
ある朝 気付いてしまった
僕に 名前が無いことに
名前を 探して 出発にゃん
寒い 寒い 風の中
1B
手始めに 物知りじいさん
「僕の名前は 何でしょう?」
じいさん困った顔をして
「そんにゃの知らん」と追い出した
サビ
誰か 僕の名前を知りませんか
誰か 知っている はずにゃんです
どうか 教えて くださいにゃ
僕の 名前を
2A
山越え 歩き続けてく
僕の 名前を尋ねては
落ち込み 凹んで また探す
暑い 暑い 昼の道
2B
海越えた 先に住む賢者
彼は 名前を知ってるかにゃ
勇気を出して 尋ねるにゃん
名前を 教えて 僕の僕の
サビ
誰か 僕の名前を知りませんか
誰か 知っている はずにゃんです
どうか 教えて くださいにゃ
僕の 名前を
3A
賢者猫にも 追い出され
僕は いよいよ 行き場無い
名前は 一体 どこだにゃん
淡い 淡い 花の岸
3B
転んだ道に うずくまり
顔を上げると驚いた
「僕の名前は何でしょう?」
僕そっくりの猫が訊いた
サビ
君は 僕の名前を知りませんか
きっと 知っているはずにゃんです
どうか 教えてくださいにゃ
僕の 名前を
C
僕は 思いついて
僕に 名前をつけることにした
彼も 彼に名をつけた
僕は 僕を見つけ出した
サビ
誰か 僕の名前を呼んでほしい
誰も 知らなくて構わにゃい
僕が 分かっている限り
呼んで 名前を
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ピノキオPの『恋するミュータント』を聞いて僕が思った事を、物語にしてみました。
同じくピノキオPの『 oz 』、『恋するミュータント』、そして童話『オズの魔法使い』との三つ巴ミックスです。
あろうことか前・後篇あわせて12ページもあるので、どうぞお時間のある時に読んで頂ければ幸いです。
素晴らしき作...オズと恋するミュータント(前篇)
時給310円
ミ「ふわぁぁ(あくび)。グミちゃ〜ん、おはよぉ……。あれ?グミちゃん?おーいグミちゃん?どこ行ったん……ん?置き手紙?と家の鍵?」
ミクちゃんへ
用事があるから先にミクちゃんの家に行ってます。朝ごはんもこっちで用意してるから、起きたらこっちにきてね。
GUMIより
ミ「用事?ってなんだろ。起こしてく...記憶の歌姫のページ(16歳×16th当日)
漆黒の王子
If I realize this one secret feeling for you
I dont think i would be able to hide anymore
Falling in love with, just you
Tripping all around and not ...今好きになる。英語
木のひこ
おにゅうさん&ピノキオPと聞いて。
お2人のコラボ作品「神曲」をモチーフに、勝手ながら小説書かせて頂きました。
ガチですすいません。ネタ生かせなくてすいません。
今回は3ページと、比較的コンパクトにまとめることに成功しました。
素晴らしき作品に、敬意を表して。
↓「前のバージョン」でページ送りです...【小説書いてみた】 神曲
時給310円
ねえ、声を聞かせて
その中に宿る光
見えない明日を描くために
私が隣で歌うから
迷いの森を歩くような日も
君の足音は響いてる
たったひとつの小さな音が
やがて大きな歌になる
言葉は雲間から差す光
どんな雨もやがて虹を呼ぶ...オリオンベルト・フォノグラム
ジャヴァノ
窓を突き抜け夏の夜明け告げる蝉時雨
目を覚まして固く閉ざされた窓を開け放つ
絡み付くような物憂げな空気を肌で受け
夢のような遠い記憶が蘇る
まばゆい陽射し乾き切らないアスファルトの匂い
ただそこに何一つ変わらない夏があった
忘れられなかったあの夏の日の記憶を
君との淡く儚い日々をくだらない
馬鹿を...夏空のレミニセンス 歌詞
さとぅ〜
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