ジャケット

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ロクリアン・ラヴェル作詞作曲「痴漢撃退”シ”のボレロ」―初音ミクによる

満員電車の中で女性が朗々とボレロを歌いだしたり、「シシシ!」と無声音をまき散らしている―
見ると、痴漢が神妙な顔してすごすごとその場を去ってゆく。そんな平和的解決を夢見て私はラヴェルやミクと結託して作詞と編曲を試みた。楽曲「ボレロ」にせよ、ボカロキャラ「初音ミク」にせよ、精子のような音符を孕みたがることしきりの真空筒のような装置ではないか!
この発案企画のきっかけは、一月から四月にかけて新聞で大々的に報道された「勇気ある女子高生が電車内での痴漢抑止バッジを考案使用」の報道であった。「なあんだ、それだったら歌っちゃう方が金もかからないし周囲も和むだろう」と歌音楽を構想し始めたのだが、、、その辺の事情はすでにフェイスブックに2016.5.19付で公開しており、いずれ我がホームページに哲学的文章を掲載することにもなろう。
「音楽が明るすぎる」とのご批判が湧きおっこりそうだが、満員電車内での慎重にして陰湿な手口はネットで見る限り日本だけのもののようだ(外国ではムギュッと握ってボコボコニされるが落ち、とのこと)。「悪事は元から」の理屈からすれば、そのような精神的風土そのものを適宜に明るくする以外に「道」はないのではなかろうか?
 折しも、この企画を祝福するかのように、2016年5月1日をもってボレロの著作権は消滅した。
ちかごろ小保方晴子じゃあるまいし既存の楽曲の低劣な使いまわしが常態化しているが、これは建設的創造的脱構築的な「改作」例ともなろう。
このモーリス・ラヴェル氏、痴漢の正反対のような眼差しが頼もしいではないか。
歌詞はニコニコ動画の字幕にあります。

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投稿日:2016/09/07 20:18:39

長さ:03:19

ファイルサイズ:3MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

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